もともと歯並びをきれいにしたいと歯科矯正を、子どものころにしました。顔の骨格に対して、歯が大きすぎて、収まりきらなかったのです。そして、学生の時に歯の痛みが続き、虫歯になったと思い、歯医者に行ったところ、親知らずが生えてきて、隣の歯を押している痛みだということがわかりました。

 

先生の、今のうちに4本全部抜いたほうがいいという勧めで、すべて抜くことにしました。私も、子どものころの経験から、歯の問題はすぐに解決しておきたかったので、それから半年ほどの歯科通いが始まりました。一番の問題は、親知らずがバカでかいということでした。歯科矯正で、歯を抜く事に慣れている私は、そんなに心配はしていなかったのですが、甘く見ていました。

 

切開したところ以上に歯が大きく、分解してとるしかできなかったのです。しかも根が深く、器具でも抜けず、最後は先生が頬のあたりを押すという荒業に出ました。痛みはなかったのですが、あの歯が折れる?抜ける?時の、あごの奥で響いたミシミシミシという音は、それまでにも、それまで以降も聞いたことも感じたこともない、なんとも不快な音でした。それを、4回も聞いて、もうあの音は忘れられません。この先、5回目がないように、歯のケアをしっかりしていこうと思っています。